最近風が強いのは低気圧ゾンビのせい?
こんにちはMです。ブログが3週間ほど空いてしまいました。。。その間に暖冬だったのに普通の冬が戻ってきちゃいましたね。
さてさて、3月5日の夜に雪が降って以来、風の強い日が続いています。しかも寒い!!まるで暖冬なんてうそだったように急に普通の冬に戻ってしまいました。この時期は「三寒四温」っていうことわざがあって、一瞬寒くなってもだんだんあったかくなるよ、っていう時期なのにずっと寒いまんまですね。
そのひとつの原因になっている(と思われる)のが、北海道の東に居座っている低気圧ゾンビなんです。
よく、天気予報を見ると「発達中の低気圧が・・・」とか「発達した低気圧は・・・」とか言うじゃないですか。これ、「発達中」って言うのは、低気圧がどんどん気圧が低くなって強くなっているということで、「発達した」っていうのはだいたい強くなりきったかなということなんですよ。んで、もちろん「発達した」後はだんだん弱くなっていくんですね。
だけど!そんな発達した後の低気圧も甘く見ちゃいけない!!「寒冷渦」、「切離低気圧」となっていろいろ悪さをしたりするんです。まるで低気圧ゾンビ!この発達した後の低気圧が厄介なのは冷たい空気を溜め込んだまま動きが遅いことなんです。3月に入って以来、発達した後の低気圧が北海道の東にゾンビ化して居座っちゃってるんですよ。なので北海道の東の気圧が低く、シベリアの高気圧はまだまだ元気で気圧が高い、空気も高いところから低いところに流れるので、シベリア高気圧がどんどん冷たい空気を送ってくれる。というわけでここ数日寒いし風も強いしなんですよ。
今回は少し専門的な内容もありましたがわかってもらえたでしょうか??
この低気圧ゾンビの居座り状態は今週末には解消に向かいそうですが・・・今日の雪がちらついてますし、もう少し寒い覚悟はした方がよさそうですね。
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