きれいな巻雲は悪天候の合図??
こんにちはMです。
2枚の写真は「巻雲」と呼ばれる雲です。あまりうまく撮れていないので、この写真では伝わりにくいかもしれませんが、青い空に綿毛や鳥の羽のように白く映えるきれいな雲です。ただ、一件きれいではあるのですが、この雲が現れると翌日以降には天気が崩れることが多いんです。
上の写真は11月19日の午後2時くらいに撮ったものですが、この日の夜遅くから雨が降り出し、20日、21日と二日間雨が降り続きました。また下の写真は今日(12月13日)の12時頃に撮った写真ですが、今のところ金曜日には雪が降る予報になっています。
この巻雲が出るとなぜ天気が崩れるのか?ですが、これは温暖前線が近づくと現れる雲だからなんです。下の図のように、低気圧が近づいてくると、まず温暖前線が通過し、その後寒冷前線が通過します。その温暖前線の前面に巻雲が存在することが多いんです。
ちなみに低気圧の前には温暖前線・・・ということは、「今日はなんだか昨日よりずいぶんあったかいな」と思ったら低気圧が近づいていることが多いということです。近々天気が崩れ、寒くなると思って良いでしょう。
ただ、今年は寒気が弱く、低気圧が通過してもあまり寒くならず、やはり暖冬のようですね。それでも今日の予報だと週末から寒くなりそうです。体調管理には気をつけた方がよさそうですね。
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