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　こんにちは、Mです。

　僕が初めて仙台に住み始めた、大学に入学したてのころの話です。
　とあるサークルの先輩の車にみんなで乗り、評定河原橋に差しかかった所で先輩が
「あ、明日の天気予報は晴れだね」
というと、同乗していた女の子が
「わーすごい！先輩なんでわかるんですか？」
というとその先輩は
「ミヤギテレビのテレビ塔の色で天気がわかるんだよ」
と。

　というわけで、皆さんご存知の方も多いと思いますが、今回は明日の天気を知らせるミヤギテレビのテレビ塔（大念寺親局送信所）の話です。毎日日没から深夜24時までこのテレビ塔をライトアップしているのですが、翌日の天気予報が晴の時は白、曇はオレンジ、雨は緑にライトアップしています。（点検や省エネ週間、流星群の極大期など都合によりライトアップを見合わせる場合があります）評定河原橋を川内側から渡ると真正面にミヤギテレビの鉄塔が見えるんですね。
　上の写真はＳＳ３０から撮ったものです。あまり画質が良くないのですが、左側がミヤギテレビの鉄塔（この日は「白」なので翌日の天気予報は晴れですね）、右側の赤と白の鉄塔が仙台放送（ＦＭ仙台の送信アンテナもこの鉄塔についています）、仙台放送の少し左に縦に3つ並んだライトが見えますが、これはＮＨＫと東北放送、東日本放送の共建鉄塔で、ライトアップはされていません。この写真にはありませんが、仙台放送からずーっと右方向、八木山にある緑色にライトアップされた鉄塔は東北放送の鉄塔（アナログ放送のアンテナがついています）です。

　ちなみに上の話から数年後、僕がミヤギテレビに入社してすぐの話ですが、街を歩いていると似たような会話が…
「明日晴れだね、ほらあの○○放送のテレビ塔の色で天気がわかるんだよ」
と。○○放送！？あ～ミヤギテレビの鉄塔なのにぃと僕は心の中で叫んでいました。どうやら宮城で有名な気象予報士さんがいる○○放送の独自予報と勘違いされている方も多いようで…。（実は僕も大ファンだったりするのですが）

　こんにちはMです。
　今日は天気の話題から離れ、先月ミヤギテレビ主催で行われた「EASTERN VOYAGE（イースタン・ボヤージ）」というイベントの話題です。

　この、EASTERN VOYAGEというのは、GAGLEやSOUND MARKET CREWという仙台出身のHIP HOPチームが中心となってZEPP仙台で行われたイベントです（詳しくは下記のリンク参照）。話題がいきなりマニアックになったなと思われる人もいるかもしれませんが、「仙台にも世界レベルで活躍しているすごいアーティストがいる！！」ってことを言いたいわけなんです。

　まずこのイベントの出演者の一人であるDJ KENTAROというのは実は仙台出身にして世界一のDJ！DMCというDJの世界大会で2001年に3位、2002年には若干20歳でグランプリを獲得したDJなんです。DJで世界一というと、ものすごくオタッキーなテクニック小僧（本人が見てたらゴメンナサイ！）を想像してしまいますが、「テクニックを駆使して新しいリズムを作り出す」といった方が正しいと思います。玄人にしかわからないリズムというわけではなく、その場にいる人をあっと魅了させてしまうリズムを2台のターンテーブルで作り出してしまいます。
　また、熊谷和徳は同じく仙台出身のタップダンサーで、19歳でニューヨークに渡り、ブロードウェイ出演者養成学校で初めて日本人としてトレーニングを受け、現在は東京を中心に様々なアーティストと競演しています。
　そして、GAGLEやSOUND MARKET CREWというHIP HOPチームや、ダンサーなど、様々なジャンルのアーティストが「ブラックミュージック」というジャンルでつながり競演した、というイベントだったんです。
　このイベント、すごいのが「仙台市芸術祭」に組み込まれ、仙台市のお墨付きだったっていうこと。一部の若者だけの文化と思われているHIP HOPも、仙台から世界的に活躍するアーティストがどんどん増え、いよいよ一般にも認知されてきたんじゃないかと思うんです。

　と、言葉で書いてもあまりイメージできないと思いますが、生で見た人には誰にでも「すげー！」と思ってもらえるものだったと思います。イベント自体は既に終了してしまいましたが、下記のアドレスでイベントの紹介や事前にＯＡされた番組を見ることができます。

　ちなみに、先日僕が東京に行った時に、EASTERN VOYAGEに出演していたDJ KENTAROやGAGLEが渋谷で「ZAMURAI」というイベントをやっていたので顔を出してきたのですが、富士ＸＯＲＯＸのＣＭに出演していたＡＦＲＡも同じステージに立っていました。

　今回はちょっとマニアックなネタになってしまいましたが、天気以外にも「仙台にもこんな楽しい事が！」ということも話題にしていきたいと思います。
（ミヤギテレビには今のところ深夜番組がありませんが、若い人にアピールできる番組ができると良いですね！）

＜関連ページ＞
■EASTERN VOYAGE関連
EASTERN VOYAGE（ミヤギテレビイベント情報）
http://www.mmt-tv.co.jp/voyage/
EASTERN VOYAGE（ミヤギテレビOA動画）
http://www.mmt-tv.co.jp/voyage/douga.htm
仙台市芸術祭ホームページ
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/shisei/sis0609/tokushu03.html

■EASTERN VOYAGE出演、仙台出身アーティスト
GAGLEホームページ
http://www.gagle.jp/
DJ KENTAROホームページ
http://www.djkentaro.com/
熊谷和徳（所属プロダクションアーティスト紹介）
http://www.sma.co.jp/artist/kazu/
SOUND MARKET CREWホームページ
http://www.soundmarketcrew.com/

　こんにちは、Mです。
　ブログの記念すべき1回目です。このブログでは「M」と名乗らせてもらっていますが、ミヤギテレビでは独自予報を出してはいませんし、僕も天気の仕事をしているわけでなくてあくまでも一般社員（ちなみに技術系です）で画面に出る役ではありませんので、「M」とさせていただきました。
　僕は今年8月の試験に合格し予報士になることが出来ました。ちなみに合格してすぐ予報士と言うわけではなく、気象庁に登録申請した後、晴れて気象予報士になることができます。ちなみに僕の登録番号は5713号、つまり日本で5713番目の気象予報士ということです。つまり日本には6000人近くの気象予報士がいて、宮城県にも165人もの予報士がいるんですね（平成18年10月31日 現在、気象庁ホームページより）。
　となると、気象予報士だからといって必ずしも全員が天気に関わっているというわけではないでしょう。実際多くのペーパードライバーならぬ「ペーパー予報士」がいると聞きます。そして僕もその1人というわけです。　だからといって気象予報士が「過剰」かといったら僕はそうではないと思います。温暖化など、地球環境の変化を理解し、多くの人に広めるために、今後は需要が増していくんじゃないかと思っています。

　ところで話は急に変わって、みなさんデスノートはご覧になりましたか？実は金曜ロードショーでのオンエアで僕もはまってしまって、現在映画が上映中の「後半」も公開後すぐに見てしまい、普段読まないのに漫画にまではまってしまっています。このデスノート、全国的にも視聴率が高かったのですが、その中でも宮城県の視聴率が一番高かったんです。宮城県はデスノートファンが多いのでしょうか？
　ちなみに「L」役の松山ケンイチ君、僕と同じ中学出身らしいんですよ。確かにぼそぼそとした「L」のしゃべり、もちろん役作りでしょうが、微妙に「訛り」があるような･･･。